1本のなわから始まった(さくら)

128

1本のなわから始まった

さくらの子は群れて遊ぶのが大好き。なわ(赤)1本で始めた長縄遊び。最初は担任がなわの係。「面白いことしてる」と集まる子どもたち。「やりたい」の声に応えて、なわ(緑)、なわ(赤)を増やす。大人に遊んでもらっていた子が自分たちで遊びだす。担任は遊ぶ係に仲間入り。3歳の子はどんどん大きくなる。「自分が」の世界から「みんなと」の世界に。すんなりといかないジグザグな道を、身近にいる大人として一緒に歩いていく。それが楽しい。